維新流トレード術

新しいもの vs 古いもの

こんにちは、維新流ナビゲーターの各務(かかむ)です。
今日もメールマガジンを配信します。

この前、一回目のコロナワクチンを打ってきました。
幸い、僕は翌日肩が痛かったくらいで、体調への影響はそんなにありませんでした。でも、すごい高熱が出たり体調を崩す人もいらっしゃるみたいですね。
もしワクチンを打たれる場合は、気をつけてくださいね。

ただ、今僕たちが打っているワクチンは、新しい変異株には効果が薄いと言われています。
なので、その新しい変異株に合わせたワクチンが、また開発されているようです。

ドンドン新しいものが生まれてきているのは、ウイルスやワクチンの世界だけではありません。
インターネット上は大量の情報で溢れていて、家電量販店ではたくさんの企業から新商品が発売されていて、YouTubeには新しい動画が山ほど公開されています。

ちなみに、YouTubeではたったの1分間で500時間分ものビデオがアップロードされているらしいですよ。笑
こんなに新しいものや情報に囲まれた生活は、歴史上初と言えると思います。

じゃあ、僕たちは日々ドンドン出てくる新しいものに追いつき続けないといけないのか?
というと、そんなことはありません。

大事なのは、過去からずーっと続いてきているもの。それだけなんです。

どういうことか?
維新の介さんのトレードを考えてみてください。

維新の介さんがトレードで使うのは、ダウ理論、移動平均線、ライン引き、くらいのものです。
新しいインジケーターを使ったり、新しい自動売買のツールを使ったり、というようなことはありません。

なぜかというと、新しく出てきたものは、すぐに使えなくなるからです。

逆にダウ理論は、100年以上前からある理論ですが、今もずーっと使われ続けています。
移動平均線も100年くらい経っていると言われていますが、今もずーっと使われ続けています。
こういう古くから続いてきた技術や考え方は、「本当に使えるもの」である可能性が高いんです。
なぜかというと、使えなかったらすでになくなってしまって、現代まで残らないはずですからね。

維新の介さんは古くからある技術や理論を重視して、その基礎を徹底的に磨き上げるという方法で、トレード技術を鋭い刃のように磨き上げてきました。

だからこそ、維新の介さんのトレードは「手法」ではなく「技術」なんです。

「維新流トレード術」という名前も、どこか古武術っぽいというか、サムライたちが修行してる道場っぽいというか。笑
維新の介さんの「古くからあるものを大切にする」という考え方が反映されているんだと思います。

本なんかでも、新しいビジネス書を読むよりも、古くから残っている本の方が難しいです。
でも、古くから残っているものだからこそ、学びが深くて今の時代でも使える知恵も多いです。
トレードはまだ新しい分野ではあると思いますが、そんなトレードの世界でもそれは変わりません。

古くからあるものを大事にして、それを磨き上げる。
やるべきことは、それだけなんだと思います。

前にテレビか何かで観たんですが、Amazonの社長であるジェフベソスさんも似たようなことを言っていました。

彼はインタビューでよく、「10年後には何がどう変わっていると思うか?」と聞かれるそうです。

その質問に対して彼は、
「10年経っても変わらないもののほうに僕は興味がある。質問としてはそっちのほうが優れている」
と答えたそうです。

やっぱり本物には共通する考え方なんだ、とその時思いました。
僕もかつては、新しい情報、新しいシステムトレードのツールを追いかけていて、まさに「聖杯探し」をしていました。

でも維新の介さんと出会って、これじゃダメなんだと気付かされました。
古くから続いているものを大切にして、技術を磨き上げていかないといけないんです。
だからこそ、簡単な手法に逃げるのではなく、日々の練習で技術を磨き上げる必要があるんです。

僕もこれを続けてきたからこそ、トレードで勝てるようになりました。
そして、自分のトレードに対する考え方や相場の見方を、伝えることができるようになってきました。

トレードで勝ちたいなら、手軽な新しい手法を使って、簡単に勝とうとするようなことは諦めてください。
古くからある技術を、維新の介さんと同じように磨き上げてください。

そのために、僕たちはトレーダーズキャンプなどのサービスをご提供しています。
ご興味があれば、ぜひ参加していただければと思います。

一緒にトレードで勝てるようになるために、がんばりましょう!

PS
本格的な夏が始まって、暑くなってきました。体調には十分お気をつけくださいね。

著者