維新流トレード術

維新の介はどうやって勝てるようになったのか?

こんにちは!
維新の介です。
勝てるようになった「きっかけ」は?って聞かれること、
すごく多いんです。
だけど、実は「これ!」って言えるものがないんですよね。
あえて挙げるとすれば、
ダウの波が構築される理屈がわかったことだと思います。
それによって、トレーダーがどこでどういう行動を取るにようになったかがわかるようになったので、
それを上位足から落とし込んで考えることによって
基本的にはそんなに負けなくなりました。
だけど、
今のトレード力に至るまでには、当然のことながら紆余曲折がありました。
なので、
参考になるかどうかわかりませんが、
私がどんな感じで成長してきたのかを少しお伝えしたいと思います。
大きく分けると四段階あります。
最初はよくわからないなりに
ただ一生懸命トレンドフォローをしていた段階。
基本的なやり方しか知らず、
それが一番正しいと信じてトレードに取り組んでいた状態ですね。
だけど、
勝ったり負けたりで、しかもなぜ負けたのか?なぜ勝ったのか?
それすらもわからず、
利の伸ばし方もわからず、
じりじりと資金が減っていった段階です。
次にチャートをこねくり回していた段階。
この時が一番しんどかったかも。
いわゆる「聖杯探し(手法探し)」をしていた頃です(笑
もう一度言いますね、
この時が一番しんどかったかも、、、
(※聖杯探し意味ない。一歩も前に出られない)
安定して勝てないから
とにかくいろいろなインジケーターを表示させて、
それっぽい手法と呼ばれるものを試しまくって、
さらには自分なりになんらかの手法を築き上げようと頑張っていました。
なまじ知識も情報も経験も増えたものだから、
とにかくそれらをチャート上に反映させて
なんとかチャートを分析しきって「正しい」トレードをしなければ!って思っていたのを覚えています。
一番しんどい思いをして、一番勝ちが少なかった頃です。
次は
再度基本に戻ってチャートをシンプルにして考えるようになった段階。
今まで身につけた「基本」を徹底的に学びなおし、根本的な見方から構築しなおし、
基本と言われるものを使いこなせるレベルに引き上げることこそが「応用」であると気づいた段階。
やっとトレードが簡単だと言えるようになり、
なぜ勝てているのかがわかり、
トレードに安定感と信頼性と安心感がでてきました。
インジケーターというのは
こういうところがちゃんと理解できて、そして使えるレベルなって
初めて「ちょっと楽する」程度に使うくらいがちょうどいいんだなって思えるようになりました。
最後の段階は「予想」をしなくなったことかな?
これがすごくハマって、トレードがすごく楽になりました。
もちろん今までも予想なんてしたつもりはありません、、が、
どこかで先のことを考えていたような気がします。
シナリオを考えるということと、予想するということの区別が明確にできていなかったんだと思います。
先のことを考えて、
その通りにできるかどうかだけを考えていたので、
シナリオ通りに相場環境である上位足が動かなければトレードができないわけで、
極端にトレード回数が減ってしまうことがよくありました。
先のことを考えすぎて
リスクばっかりが気になって
トータルでのRRがイマイチだったのもよくなかったです。
だけど、予想を一切しなくなって、
こういうポイントに来た時にこうなればポジる。
こういう状況になったときにトレードを繰り返す。
手仕舞いはこうなったらためらわずにする。
トレードってただそれだけのことなんだと、腑に落ちるレベルで理解したとき、
トレードがめっちゃ簡単になりました。
深く考えることがなくなり、すごくシンプルになりました。
そしてするべきことが明確になり、迷いがほとんどないトレーダーになれました。
もちろんまだ先があるかもしれないし、
またどこかで沼にハマって出られなくなるかもしれない。
だけど、一度この段階にきているとすぐに戻れるし、
まだ一段階レベルアップした状態でそこに戻ることができる。
そんな感じでトレーダーとして上達してきました。
ただ、あくまでも上達の「きっかけ」であって、
トレーダーとしての上達は
日々の本当に地道な努力の積み重ねですよ。
著者