維新流トレード術

トレード上達はどこでつまづくのか?

こんにちは!維新の介です。

トレード、楽しんでますか?

「好きこそものの上手なれ」

 

本当にたくさんのトレーダーさんにお会いしてきましたが、やっぱり「トレードが好き!」「チャートが楽しい!」って方ほど大きく勝てるトレーダーに、そして上手なトレーダーになっていってます。

だけど、なんにしても最初は楽しいですよね(笑

知らない世界に足を踏み入れ、そして大金が稼げるかもしれないという夢と希望で基本的な情報はどんどん覚えることができるし、覚えたことをすぐに試すことができるチャートが目の前にある。

さらには、試したことによって、上手くいけばお金を稼ぐこともできる。

そんなこんなで、トレードってめっちゃ楽しいと思うんです。

 

だけどそれも最初だけで、あるとことから急に上達を感じられなくなった、、、

ある程度の知識はある。

トレードの解説を聞いて理解できる。

 

もちろんなんとなく勝てるし、ある程度のチャート分析はできているつもり、、、

でも、なかなか勝ちきれない。

勝ったとしても不安が残る。

 

そして最も気になるのが勝っているトレーダーと自分との間に存在する、何か「決定的」な違い。

よくわからないけど確かに存在する『壁』のようなもの。

その壁を乗り越えない限り、トレードで食べていくのは難しいような気がする。

 

そんな壁を感じるトレーダーさんも多いのではないでしょうか?

実際トレードをお教えしていても、この壁を越えられずに苦労されている方もいらっしゃいます。

 

ではその『壁』の正体とは?

それは、チャートを「抽象的」に捉えることができるかどうか?です。

 

人は具体的なことであれば理解もできるし実践もできます。

例えば、短期と長期の移動平均線がクロスした後の1時間足の陽線が確定した次の足でエントリーと言われれば具体的なのでその通りにすることが可能です。

ですが、事が「抽象的」になってくると、とたんにできる人とできない人との差が大きくなるんですね。

 

例えばライン引き。

みんなが注文を意識しているであろうところに引けばいんです。

 

だけど、実はこれがなかなかできない。

なぜなら抽象的だから。

 

結局、何がどうなったときにどこにラインを引くのかを明確にしてくれ、、と言われるわけです。

つまり「具体的」にしてくれということ。

 

だけど、トレードの本当の上達はチャート上での投資家やトレーダーの動きを抽象的に捉えることができるようになることにあります。

いわゆる「トレード手法」は「具体的」なものであり、そしてそれが好まれます。

 

だけど、その「具体的」から抜け出して「抽象的」な捉え方ができるようにならなければ、実は本当に実力のある勝ちトレーダーにはなれません。

実際、トレード手法探し、いわゆる「聖杯探し」をしていて勝てるようになったトレーダーさんはいません。

なぜなら「具体的でわかりやすく実践できる方法」を探しているから。

 

本当にトレード上達を望み、そして、本当に勝ち続けるトレーダーになりたければ、まずこの部分の意識改革をするようにしてみてください。

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