維新流トレード術

ビギナーズラックの本当の正体

こんにちは、維新流ナビゲーターの各務です。

まだ昼は少し暑いですが、季節はすっかり秋になってきましたね。

朝や夕方、夜はとても過ごしやすくなってきました。近くの公園の木々も、葉の色が少しずつ黄色に変わりつつあります。大分でおいしいものを食べたばかりですが、せっかくの食欲。秋の味覚を楽しみたいものです。

季節の変わり目なので、体調管理には十分お気をつけください!

 

世間では、季節が変わったり、総理大臣が変わったりと忙しないですが、僕たちトレーダーがやるべきことは変わりません。

勝つべくして勝つトレーダーを目指すこと。そして、そのためにトレード技術を磨き上げること。

これだけです。

 

トレードを勉強するのは、知識を増やすことが目的ではありません。トレードで勝つための技術を身につけることが目的です。

ここを履き違えると、一生懸命努力してるのに全然勝てない、ということになります。

 

何かを磨き上げるために必要なことは、「何かを足すこと」ではありません。

「減らすこと」です。

 

知識は増やせば増やすほど、自分都合でトレードしてしまいます。

トレードしたいという気持ちが先走って、トレードできる理由を探し始めるんです。

すると、他のトレーダーは誰も意識してないような細かいところばかり見て、「これはトレードチャンスだ!!」と勝手に決めつけてエントリーしてしまう…。

誰もそんなところは見てないので、優位性もなく、当然のことながら負けてしまいます。

 

なので、まずは「減らすこと」を徹底的に考えましょう。

とりあえずは維新の介さんのトレードを徹底的にやる。

そしてその中でも、ダウを丁寧に追いかける。

それだけでいいんです。というよりむしろ、それだけがいいんです。

 

なぜかというと、「トレードがシンプルになるから」です。

 

ここにもあそこにもラインが引ける、このインジケーターでもサインが出てる、半値のラインが効いてる、フィボナッチも、、、なんて沢山のことを考えなくてもいいです。

プラスアルファを目指すのは、勝てるようになってからでも遅くはありません。

 

「ビギナーズラック」という言葉があります。

なんで素人なのに勝てるの?初心者なんて何も知らないはずなのに?

そう思いませんか?

 

実は、素人ほど「トレードをシンプルに捉えているから」なんです。

複雑に考えられるほどの情報や知識も、持ってないですからね。(笑)

でも経験を積めば積むほど、情報や知識も増えて、複雑に考えてしまうんです。

 

つまり、自分を混乱させてるのは自分、ということです。

そのために情報を減らす、見るべきポイントを絞る、ということが重要です。

足すことよりも、「減らすこと」を考える。

それによって、トレードがシンプルになるんです。

 

人間といっても所詮は動物。複雑なことをずっと続けられるほど、優秀には作られていません。

トレードで勝ち続ける、トレードでお金を稼ぎ続ける、という目標を考えると、複雑なことをしてたら、どっちにしろその目標は実現できないんです。

複雑なことは難しいですし、難しいことは続けられませんからね。

なので、考えるべきなのは「複雑なことをしてでも、なんとか勝てる手法はないか?」ではなく、「シンプルな考え方で、いかに勝ち続ける技術に磨き上げられるか?」です。

 

シンプルなことは、ずっと続けられます。

シンプルであれば、自分を混乱させることもありません。

シンプルだからこそ、勝ち続けることを目指せるんです。

 

だから、徹底的にシンプルに考える。

足すことよりも、減らすことを考える。

それだけを意識して、トレードしてみてください。

 

「初心にかえる」とは「考えることを減らして、シンプルに考える」ということです。

ぜひ初心にかえって、勝ち続けるトレーダーを目指してください。

著者