「やり方」と「考え方」と「FX手法」
こんにちは!維新の介です。
トレードを教えていていつも悩むんです。
サクッと勝てるようになる人と、いつまでたっても勝てるようにならない人の差ってなんだろう?って。
同じやり方をお伝えしても一部の人はすぐに使いこなして勝てるようになるのに、大半の人はいつまでたっても勝てない。
むしろ負けを増やしてしまうことすらある。
実はこれ私がFXの「手法」って言葉が大嫌いなことともすごく関係があるんですが、、、
結論を先に言ってしまうと、
トレードを「やり方」を覚えて対処しようとするトレーダーとトレードを「考え方」まで理解して対応していくトレーダー。
その両者の違いなんですね。(※もちろん他にも理由はありますが、、、)
前者は、例え10年トレードを続けていても勝てるようにはなりません。
対して後者は、人によっては1か月とか数か月とかで勝てるようになったりもします。
そしてこれまで数万人にトレードをお伝えしてきて思うのは、大半が、、、
体感的には9割以上が前者です。
その9割のトレーダーがトレードをするための「考え方」ではなく「やり方」を求めるわけです。
やり方、、、つまり「手法」です。
勝っているトレーダーの「やり方(手法)」をなんとか「覚え」て対処しようとするのです。
だけどチャートって、毎回「必ず違う形」なんです。
だから当然「形」だけを覚えても実戦では使えません。
しかも悪いことに、「形」だけ覚えたトレーダーは自己都合で解釈し始め、本来勝つために意図された「形」からも逸脱し始めるんです。
そしてますます勝ちから遠ざかる、、、
また、ここらへんが勝ちトレーダーさんと負けトレーダーさんとの大きな違いなのですが、
いつまでたっても勝てないトレーダーさんは、ただ「形」や「やり方」を追い求めているだけなので、
なぜ買ったのか?という質問に対して「教えてもらったとおりにトレードした(つもり)」としか答えられません。
対して、勝ち続けているトレーダーさんは、そのポイントで『なぜ』買ったのかを、他人が聞いても納得できるレベルでしっかりと説明ができます。
努力しているつもりなのにいつまでたっても勝てないトレーダーさんは、その努力が「やり方を覚える」という方向に使われていないかどうか、一度立ち止まって考えてみてください。
トレードは、「考え方」や「捉え方」がわかってしまえばそんなに難しいものではありませんよ。