維新流トレード術

深刻なタジタジ病を克服する

こんにちは!維新の介です。

タジタジ病って知ってます?

これ、真面目なトレーダーほど発症する、かなりやっかいな病なんです。

 

どんな病状かというと、

必要以上にトレードのリスクに対して慎重になってしまって、なかなかエントリーができなくなってしまう状態のこと。

 

つまり、トレードに対してへっぴり越しになってしまうことなんです。

失敗して資金を失うのが怖いんですね。

 

逆に意味に「ポジポジ病」というのがありますが、こちらのほうが有名かもしれません。

エントリーに慎重になるのは、もちろん悪いことではありません。

ですが、トレードで「稼いでいく」と思っているのであれば、当然ある程度の「負け」を許容していく必要があります。

 

なので、タジタジ病の治し方は?と問われると、

教科書的には、まず枚数を落として負けてもあまり痛手がないロット数でトレードしましょう、、とか、

デモトレードで失敗トレードに慣れてからリアルトレードに移行しましょう、、とか、

そんな感じになることが多いんです。

 

だけど実際に数万人のトレーダーさんを見てきた経験から、そんなことをやってもタジタジ病は治らないと断言できます。

 

なぜか?

実は、タジタジ病の人「全員」に共通するトレード上の大きな欠点があったんです。

 

それは?

「どこを獲りにいきたいのか決まっていない」

ということ。

 

決まっていないから、その時々で適当に行き当たりばったりで、優位性を自己都合で考えてトレードを繰り返す。

膨大な過去検証の結果でもなく、経験上勝てることがわかっているポイントでもない。

 

そんなところでトレードしても当然勝てません。

安定しません。再現性もありません。

 

勝てないから、だんだん自分のトレードに自信がなくなっていく。

勝てないから、どんどん資金を失っていく。

 

当然エントリーするのが怖くなり、タジタジ病を発症していく、、、

つまりは、ちゃんと「優位性のあるトレードポイント」を持っていないからタジるんです。

 

完璧主義の人ほどなりやすいなんて言われますし、もちろんそれが間違っているとは思いませんが、

基本的には、自分のトレードが決まっていないんですね。

 

なのでタジタジ病を克服する方法は

『ちゃんと過去検証をくり返し、優位性のあるポイント(トレード)を見つける』

これだけ。

 

つまり、ふらふらといろんな手法に手を出して一貫性のないトレードを繰り返すのではなく、

徹底的に検証して、自分で使えるレベルにまで引き上げたやり方を見つけなさい!

ってこと。

 

そして、トレード方法を人に教えてもらったとしても、やっぱり徹底的に検証して、「自分のトレード」にしていくこと。

十数年に渡って人にトレードをお教えしてきましたが、これしかありませんでしたね。

 

あとは、先がわからない相場なのだから、「負けて当たり前、勝ったらラッキー」くらいの気持ちでいることです。

著者