こんにちは！維新の介です。

『勝てるようになったきっかけは？』実はこれ、すごくよく聞かれます。

 

FXを始めてもうすぐ15年、、、

始めたころは上昇一方通行であったため、安くなったら買うということを繰り返すだけで資金が増えていく相場でした。

「キモノトレーダー」や「ミセスワタナベ」という言葉が流行ったのもそのころです。

そんな相場で誰もが勝って、そして資金を増やしていく中、私は、、といえば、最初はなかなか勝てず、資金もジリジリと減っていくという状態でした。

 

ネット上は勝ち報告だらけ。

だけど独り負けている、、、

きつかったです（笑

 

どうにかして勝てるようになりたい、、、

そう思って、本屋の投資本コーナーに入り浸るのですが、なかなか勝ちにつながる情報に出会えない。

 

半ばあきらめかけていたころ、ネット上でPDF2ページくらいの無料のレポートを見つけ、なんとなく読んでみたんです。

それは、いわゆる「FXトレード手法」ではなく、ただ、ダウが形成される仕組みが書かれただけのものでした。

 

ここでトレーダーが買い、買うから上昇する。

ここでトレーダーは手仕舞う。みんなが売るからトレンドが終了する。

そういった「トレーダー（投資家）」のチャート上の節目ごとの心理や行動が解説されたものです。

 

求めていた「勝てるトレード手法」ではありませんでしたが、私の中で、チャートやトレードのとらえ方の何かが大きく変わりました。

それまでは「勝ち方」が存在すると思っていたんです。

だから、書籍やネット上の情報を探すときは、常に「勝ち方」を探していました。

つまり「手法探し」です。

 

だけど、このレポートで気付いてしまったんです。

トレードは、、、

「みんなが買いたいと思ったところで買えばよい」

「みんなが売りたいと思ったところで売ればよい」

ということに。

そして、ただそれだけでトレードは簡単に勝てるということに。

 

最初に戻りますが、

『勝てるようになったきっかけは？』

 

これは、少なくとも何か「手法」に出会ったからではありません。

そうではなく、値動きが形成される「仕組み」がチャート上には存在し、それを利用することこそがトレードである、、とわかったからなんです。

 

そして、残念ながら手法探しではそこにはたどり着くことはできないんですね。

つまり、本当に勝ちトレーダーになりたいのであれば、手法探しではなく、チャートの仕組みをちゃんと理解し、それを利用することができるトレーダーになること。

 

私が勝てるようになったきっかけは、この部分に早い段階で気づくことができたからだと思います。