水平ラインは不要?
なんと!2021年も残り10日ほどとなってしまいました!
歳を取れば取るほど、一年があっという間に過ぎ去ってしまうので驚きです(笑)
残り10日間、あなたはどうやって過ごしますか?
もしかして、「忘年会で終わり!」なんてことになってしまっていませんか?(笑)
ま、それも楽しいのでいいかもしれませんが、あなたに1つだけやっていただきたいことがあります。
おっと、申し遅れました、維新流ナビゲーターの各務です。
今日も張り切って、メルマガをお届けしていきます!
さて、話を戻しまして、年の瀬にやってほしいたった1つのこと。
それは、「トレードの課題を明確にすること」です。
「そんな学校の先生みたいなこと言わないでよ〜」って思いました?(笑)
そうです、僕はあなたの学校の先生みたいなものです!
あなたがトレードで勝ち続けられるようになるために、精一杯フォローさせていただきますので、覚悟しておいてください!(笑)
おっとっと、さっそく脱線してしまいましたが、今日の本題は「トレードの課題を明確にすること」。
じゃあそもそも、「課題」ってなんでしょう?
僕は「理想と現実とのギャップを生んでいる最も根本的な原因」と考えています。
もしあなたが、「チャート上で反発する水平ラインをバシッと引きたい!」と思っていたとしましょう。
でも、現実はというと、、、自分がエントリーした瞬間に、「反発しろ!反発しろ!」と願うばかりで、自分が引いたラインをチャートが素通りしていく…
こんな状態になっていたとしたら、どうでしょう?この場合、何が課題になりそうでしょうか?
あなたは答えられますか?
綺麗な水平ラインが引けていない?
まだ経験が足りていない?
どこに水平ラインを引けばいいのか分かっていない?
こんな感じの課題になってしまっていませんか?
実際に考えてくださった方は分かると思うんですけど、課題の設定って結構難しいんですよ。
でも、今日はとっておきの課題発見法をお伝えしましょう!
「いいトレードとは何か?」を考えていただいたときに、お伝えした内容とも被る部分が多いというか、ほぼ全く同じなんですが。(笑)
あえてもう一度お伝えすると、「目的に立ち返ること」です。これで課題が面白いように浮かび上がってきます。
つまり、水平ラインを引く目的に立ち返れば、反発する水平ラインをバシッと引けるようになるということです。
じゃあ、水平ラインを引く目的って?
これは答えられるようになってほしいんですが、というか、これが答えられない人はこれだけでいいので、持って帰ってください。
水平ラインを引く目的、それは「注文の集中を可視化すること」です。
チャート上で注文が集中しているところを「節目」と呼んだりします。
その節目を分かりやすくチャート上に可視化するために、水平ラインを引いているわけです。
水平ラインを引くために、水平ラインを引いているわけではないんです!(ここ重要!)
つまり、水平ラインはただのツールでしかありません。
別に水平ラインなしでも、節目が見極められるなら、水平ラインはあってもなくてもどっちでもいい、ということです。
そうすると、「チャート上で反発する水平ラインをバシッと引きたいけど、現実はできていない」という場合の課題は分かりますか?
その場合の課題は「正しく注文の集中を見極められていない」ということになります。
この「課題を正しく認識できるかどうか」がトレードの上達ではとても大事なんです。
例えば、セミナーで維新の介さんに質問するときに、「水平ラインの引き方を教えてください」と単に聞いたとしましょう。
「とりあえず日足レベルの高値や安値には引いておきましょう」くらいの答えはもらえるかもしれません。
でも「注文の集中しやすいところを教えてください」と聞ければ、どうでしょう?
「例えば、上昇トレンドの安値を結んだトレンドライン、こういうところには買い注文が溜まりやすいですね」
など、注文の集中を見抜くために必要なのは、水平ラインだけではないことが分かってきます。
さらに「このトレンドラインが有効かどうか、平行移動させたチャネルラインが機能しているかどうかで判断できますよ」
なんて答えまで引き出すことができれば儲けものです!
「課題が正しく認識できているかどうか」で、そのトレーダーの上達速度が全く変わってきます。
なので、「今の自分のトレードで何が上手くいっていないのか?」「その課題はなんなのか?」をあなた自身の中で明確にしておいてほしいんです。
それが明確になってしまえば、あとはチャートで過去検証したり、セミナーで維新の介さんに聞いたりすればいいんです!
課題さえ分かってしまえば、何も自分だけで解決する必要はありません。
でも、課題を認識しないと、解決を目指すことすらできません。
なので、まず何よりも優先すべきは、「課題を認識すること」。
これに尽きます。
そして、課題を認識するためにはどうすればいいんでしたっけ?
そうです!「目的に立ち返ること」でしたね!
なんだか、ホントに学校の先生みたいになってきたじゃないですか!(笑)
ということで、2021年のうちにあなたのトレードの課題を明確にしておきましょう。
そして、2022年でいいスタートダッシュが切れるようにしておきましょう。
自分のことは棚に上げて言いますが、忘年会で酒に飲まれている場合ではありませんよ!(笑)
2022年はもうすぐ目の前です。
この新しい一年をより有意義なものにできるかどうかを決めるのは、来年のあなたではありません。
今年のあなたです!