多すぎる情報は身を滅ぼす
こんにちは!維新の介です。
トレードを行うとき、我々裁量トレーダーはチャートから情報を得ます。
そのため、分析すればするほど精度の高い情報が得られると考えがちです。
そのように考えた結果、チャート上のあらゆる情報を集め、精査しトレードに活かすこと。
それこそが勝ちトレーダーになるために必要な作業であり能力であると思い、どんどんトレードを複雑に、そして難しいものにしていきます。
初心者のころはけっこう勝てたのに、学べば学ほど勝てなくなっていく、、、
もしあなたが現在このように感じているのであれば、きっと処理しようとしてる情報を多くしすぎている可能性が高いです。
逆に、初心者のころはそもそもチャート上から多くの情報を得ることができません。
だけどそれが幸いして、基本的な教科書で習った基本的な内容だけでチャートを見ます。
それによって判断材料が少なく、それでいて「誰もが意識するポイント」を効率よくチェックすることになります。
ビギナーズラックと言われたりしていますが、実は勝てるだけの理由がちゃんとあるということですね。
基本的に人は、多すぎる情報に触れたとき、処理しきれず思考がストップします。
思考がストップした状態で、ただ多くの情報を処理した気になっただけでトレードをするということは、それは「何も考えずにトレードしている」ということ。
つまり、多すぎる情報は百害あって一利もないんです。
実際、勝ち続けているトレーダーさんのトレードは驚くほどシンプルです。
私もチャートを見ているときは15分足が自分のトレード直前の形になったときに、(※1~2時間前にわかる)相場環境である上位足をちょっとチェックするだけです。
確かに朝から晩までチャートを見ていますが(※好きなので)別に朝から晩までチャート分析しているわけではないんですよ。
もしあなたがチャート分析疲れを感じているのであれば、いったんチャートをシンプルにして、そして「わかりやすい基本的なところ」だけでトレードを考えるようにしてみてください。